大人になるということ - 自由の獲得編
子供ってなんだか窮屈だ。大人たちはいつも、子供に向かって、あれをしなさい、これをしさないと言ってくる。自分の力でできることは、限られている。
あぁ、それに比べて、大人のなんて自由なことだろうか。子供は「俺を子供扱いするな」なんて言いながら、早く大人になることを夢見ている。
自由を求めて、そのために活動し、その権利を勝ち取ることが、すなわち大人ということかもしれない。
けれど、窮屈な思いをしてようやく辿り着いた大人の権利を、しかし放棄しようという向きが最近は増えている。ずっと子供のままでいたい、とどこかで願っている。子供のころはあれほど大人になることを切望していたのに、どこでボタンはかけ違えられたのか?
人を自由にするのは、力だ。
人はそれを持っている。
自分の力を信じること、それが力の意味だ。
https://www.amazon.co.jp/dp/4122049369/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_18.TCbXMX8JPM
自由というのは、つまり、自分で決定ができることだ。
「何を成すか」を決める自由ということであり、「何かから逃れる」ための自由ではない。