大人になるということ - 自由の獲得編

子供ってなんだか窮屈だ。大人たちはいつも、子供に向かって、あれをしなさい、これをしさないと言ってくる。自分の力でできることは、限られている。

あぁ、それに比べて、大人のなんて自由なことだろうか。子供は「俺を子供扱いするな」なんて言いながら、早く大人になることを夢見ている。

 

自由を求めて、そのために活動し、その権利を勝ち取ることが、すなわち大人ということかもしれない。

けれど、窮屈な思いをしてようやく辿り着いた大人の権利を、しかし放棄しようという向きが最近は増えている。ずっと子供のままでいたい、とどこかで願っている。子供のころはあれほど大人になることを切望していたのに、どこでボタンはかけ違えられたのか?

人を自由にするのは、力だ。

人はそれを持っている。

自分の力を信じること、それが力の意味だ。

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自由というのは、つまり、自分で決定ができることだ。

「何を成すか」を決める自由ということであり、「何かから逃れる」ための自由ではない。